僕がソフトウェアを作る上で、目指したい理念は、self-adaption
、すなわち「自己適応」である。
つまり、システムが人の手を介さずに自ら環境に適応してくれれば、そんなにいいことはないよね、と。
僕が技術者として目指すものは、そんなself-adaptiveなシステムを開発することだと思っている。
この考え方は、Autonomic Computing の一分野として、それなりに研究が進んでいるようだ。
今後、以下の資料などを読みながら、self-adaptiveなソフトウェアを作るにはどうしたらいいかを少しずつ調べていきたいと思う。
全体を俯瞰する
関連情報
自己適応システム 本位田・鄭研究室 http://www.honiden.jp/research-topics/self-adaptive-systems/
電気通信大学 大学院情報理工学研究科 大須賀・田原・清研究室 http://www.ohsuga.lab.uec.ac.jp/about
国立情報学研究所 総合研究大学院大学・情報学専攻 中島 震 「自己適応システム-最近のソフトウェア工学研究から-」 http://ssl.ce.nihon-u.ac.jp/download/nakajima.pdf
中川博之 「ソフトウェア進化と自己適応ソフトウェア」 http://seisan.server-shared.com/671/671-73.pdf
ソフトウェアの振る舞いSとそれを取り巻く環境Wから遷移後の状態Rが導かれるというZaveとJacksonの定式をもとにして、Goal Model(W, Rに対応)からControll loop(Sに対応)を導くという適応プロセスの式を提示している。