AnDeriensのブログ

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説明責任を果たすスキルが不足していたためにチームに変化を起こしきれなかった

最近目にしたブログで「実行責任」と「説明責任」という言葉が出てきていて、自分的に納得感を持ったのでそれをもとに自分の現状を分析しつつ、チームに変化を起こすために必要なアクションを考えてみる。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

ここ2年くらいはある程度いろいろ提案したりアクションを取ったりしながらも、あまり成果っぽい成果を残せていないのが現状だ。

  • リファクタリングなどを提案して、アーキテクチャの導入を進めようとする
  • 自動テストに時間がかかりすぎることなどの課題に対してテスト戦略の変更を提案する
  • もろもろの機能開発進める

などをしてきて、機能開発はまあそこそこできるものの、改善提案については正直うまくやれた感覚はない。そもそも合意を得られず進められなかったり、進めても効果の実感が得られなかったりした。 過去には提案して実行はしてきたものの、そのときはある程度理解ある上司やメンバーが相手だったので、説明に困ったことはなかったし、やれた事自体で十分価値を感じてもらえていた。 しかし、最近はそういうわけにはいかず、いろいろと説明が必要だったり、ちゃんとやったことの効果を示す必要があったりする。今までが恵まれすぎていた。

原因と課題

うまく成果を残せていないのは、自分が「説明責任」を果たすスキルに欠けてることに起因していると考えている。 つまり、今の課題を抽象的・定性的に語ることはできるが、その課題の状態を示す定量的な指標を用意できなかったりすることで、説明や説得のための材料を用意できない。

そのために、

  • そもそも提案を受け入れてもらえない
  • 受け入れてもらって実行したとしても、目的が曖昧になり、実行内容の完了条件がブレる
  • 実行後に、効果の測定ができず、成果をアピールできない

といった結果になった。

どうすればいいか

ではどうしていく必要があるのか。

  • 目の前の課題を抽象的に捉えたままでは、他人に説明したり、取り組むべき真の課題を見つけることはできない。したがって、課題を分析する。課題を論理的に組み立てることをしていく必要がある。
  • 課題に対して、課題の現状を他人にわかりやすく伝えるために、適切な指標を見つける必要がある。

具体的なアクションとしては、ロジックツリーを作って現状分析をしていくのが初手な気がしている。課題がわかればそれに対応する指標を探すことになるだろう。 このあたり本当にうまくやれるのかは、トライを継続してみてからかと思う。