AnDeriensのブログ

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Pythonの背骨はけっこうゆるい?

PythonのTypeHintingまわりのPEP調べていて、整理難しいと思った。

  • PEP484PEP483が相互参照の関係になっている
  • PEP484のCreatedが29-Sep-2014 なのに対して PEP483のCreatedは 19-Dec-2014 となっていて、番号が小さいほうが古いというわけでもなさそう
  • PEP483で誰か(Jeremy Siek)のブログが参照されている
  • Type Hintの概要的な PEP482 も「このセクションはスタブだ」とか「TBD」とかある…

公式ドキュメントが、私的なドキュメントを参照するのより安定な方に依存させる観点から言ってどうなんって気持ち。 とはいえ、PEP483は Type: Informational なので、規約などを定義するような位置づけではなく情報提供的な・補助的な位置づけのものと考えれば受け入れられる。 じゃあより安定的と思われるType: Standards Track(標準化過程)なPEP484が、PEP483を参照するのは説明できない。

PEP482の適当感…。

という感じで、Pythonの型の基礎的な背景を整理しようと思ったけど体系的にまとめるのはしんどそうだなって思い始めた。

Pythonは雰囲気で使う言語なのかもしれない。

「Pythonic」もまだ理解できていなくて今のところ自分にとっては雰囲気ワード。