AnDeriensのブログ

個人的なブログです

2月14日夜

寝れないときは日記を書く、ということをためしてみたい。

今日は一日、明日からの仕事で使いそうな技術の予習をしていた。予習をする必要がなければ山にでも登りたいと思っていたが、仕事先が変わったばかりなので、予習を優先することにした。

予習すること、勉強することは自分に変化をもたらすことになる。勉強した後の自分は、勉強する前の自分にはできなかったことができるようになっている。継続しなければなかなか身にはならないだろうが、一日の勉強でもそのきっかけは作れるし、一日一日の勉強の積み重ねで、大きな変化をもたらすことになる。

とはいえ、自分に今日何かの大きな変化が訪れたか、といえばそうは感じていない。ちょっと勉強するくらいのことはずっと当たり前のようにしてきたし、ちょっと知識が増えたところで劇的に世界の彩りが変わるようなことにはならない。昨日の延長で、今日もまた時間が過ぎていく。

いい映画を見ると、たった2時間のあいだに、まったく世界が生まれ変わったかのように感じるときがある。数年前まではそういった体験はしょっちゅうだったが、最近はめったにそういうこともなくなってしまった。代わりに、何が思い出を掘り起こしては、ノスタルジーに浸ることが増えた気がする。

自分の昔からの座右の銘として「時代を100年すすめる発見も、当人にとっては一歩にすぎない」というものがある。アインシュタイン相対性理論のような偉大な発見も、本人にとっては日常の一部にすぎない。だから、ほんとに大きな変化を起こすにしても、何の変わりもないように見える日常の先にあるのだから、今日変化がなかったとしても、まあそれでいいのだ。